IoTブートキャンプ Day4 [JAPAN]

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エンバカデロ本社が2017年2月6日〜9日の合計4日間で開催中のIoTブートキャンプ、本日2/10の早朝に最終日Day4が公開されました。

4日目は以下の4つの内容のデモを行いました。

 

  • RAD Server で作成した REST / JSON API のインタフェース仕様を yaml 形式でドキュメント化し、Swagger で処理する
  • RAD Server とのデータ受け渡しを HTML + JavaScript や Visual Studio などの Delphi / C++Builder 以外のクライアントで行う
  • RAD Server から取得したデータをクライアント側で処理する
  • ケーススタディ

IoT デバイスからのデータの収集し、そのデータを RAD Server に送信するところまでの話は Day1-3 までの3日間で説明いたしました。その中で RAD Server で REST/JSON の API が作れることを説明しているのですが、API は単に作ればよいのではなく、API仕様を適切にドキュメント化して利用しやすくすることも大切です。

このときにAPI仕様を一定のフォーマットで整形して閲覧できるための仕組みとして、RAD Server では yaml 形式のデータを出力するための仕組みがあります。この出力を Swagger と組み合わせることで整形されたAPIドキュメントを容易に得られます。

また、RAD Server のデータ受け渡しが REST/JSON であることは、クライアント側の実装が Delphi/C++Builder だけではなく、一般的な HTML ブラウザ上で JavaScript で取り扱えることを意味します。あるいはその他の開発環境で実装したアプリでもデータの受け渡しが可能です。

さらに、RAD Server に対してデータを渡すだけではなく、RAD Server からデータを受け取って、クライアント側の動作を変えるということも当然行えます。

ケーススタディでは病院のナースステーションを事例として、患者のチェックインや受付での対応、患者からのバイタルデータの収集といった流れを説明しています。

IoT BootCamp で使用しているソフトウェアのうち Arduino 関連については下記記事(英語)をご参照ください。

https://community.embarcadero.com/blogs/entry/getting-ready-for-the-iot-boot-camp

Day4 に関する Jim McKeeth の記事や Youtube でプレイバックは以下のリンクよりご覧いただけます。
https://community.embarcadero.com/blogs/entry/day-3-iot-boot-camp

また、Day3, Day4 のプレゼンテーション内容のソースコード等は下記ページに案内があります。
http://chapmanworld.com/iot-boot-camp-days-3-4

 


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Gold User, No rank,
Sales Consultant at Embarcadero Technologies, in Japan.

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